スタイルゲート:私のプライベート公開~ロンドンのお家事情~

先日ご案内したお客様から、「どんな家に住んでいるんですか?」と質問されたことから、私のプライベート空間を公開することにしました。

 

このお家には、まだ7月末に引っ越してきたばかりなので、住んでいるのは2か月余りですが、日が、燦々と入り、窓からの景色も緑がいっぱいで、手入れの行き届いた大家さんの庭を見下ろし、結構気に入っています。

(私のお家遍歴を知っている友人が、この部屋が一番いいと、お墨付き)

たまに、リスが現れ、隣の家の木に、モモンガ―のようにジャンプする姿を見つけては、「うわっ!」などと、パソコンを横に叫んでいます。(笑)

 

まるで、森のような裏庭。庭の向こうに見えるのが、隣の通りのお家の裏庭。裏庭どおしがくっついているのです。
まるで、森のような裏庭。庭の向こうに見えるのが、隣の通りのお家の裏庭。裏庭どおしがくっついているのです。

イギリスの家のいいところは、お家がレンガ造りなので、メンテナンスさえすれば、100年以上軽くもちます。なので、私が住んでいるこの家も、ビクトリアン(ビクトリア女王の時代1837-1901)ハウスなので、150年くらい前に作られています。

 

その頃は、英国が、大英帝国として一番栄えた時代なので、お家もとても贅沢、且つ豪華に作られていて、今住んでいる3階建てのお家には、12部屋があります。当時は、家族一家と、3階にある4部屋には、サーバントといわれたメイドと執事の6人が住んでいたそうです。今でこそ、各部屋にキッチンとベッドが配置されていますが、その一つ一つの部屋は、天井も高く大きいです。(私の部屋で10畳くらい?)

 

この国では、家具はほとんどはお家についています。この家具たちも、60-70年代のもの。キッチンもアンティークです。なかなかでしょ。

 

そうそう、これが、前回紹介したブリックレインで買ったアンティークの三面鏡です。テーブルや棚が、いきなり化粧台に代わるのでけっこう便利です。

そしてこれが、私の前の通りの風景です。

ご覧のように、車が路上にたくさん並んで停まっていますね。これは、違反でではなくて、この国では、路上が駐車場所なのです。日本のように駐車場というのは、ほとんどなく、路上に駐車スペースが線を引いて作ってあり、その線から出ているところに停めると、また制限時間外に停めると駐車違反の切符が容赦なく、そのエリア担当のワーデン(いつも見回っている)から、切符を切られます。駐車違反の管理は、警察ではなく、市や町がします。ワイパーに挟んである黄色いパーキングチケットを発見した時の気分は、日本も、イギリスも同じです。(私は、車は持っていないので、この心配はないですが。)

近所には、日本人も多く住んでいるおかげで、小さな日本のお店があり、日本食がほとんどそこで買えます。(お菓子から、から揚げ粉、また手作りのお寿司、てんぷらまで)ただ違うのが、値段が3倍くらいすることですね。高い!

 

 少し散歩して、カフェで休憩するのは、日本も同じですねー。違うのは、この国では、無料でちゃんとした新聞が配布(ロシアの富豪が運営)されるので、ほとんどの人が新聞を読んでいますが。

 

調子に乗って、いろいろ公開してしまいましたが、退屈した方には申し訳ない。