教えたくない秘密のアフタヌーンティ穴場 The Goring

最近、ひそかに話題になっているホテル、そのアフタヌーンティがある。

あまり教えたくないけれど、そのかわいさと、フレンドリーさには隠しておけない。

 

The Goring Hotelは、バッキンガム宮殿から「a stone's throw」(石を投げて届くほど近い) の距離。徒歩5分。

100年に渡り家族経営のこの小さな5スターホテルは、他大きな一流ホテルとは違い、皆スタッフがとてもフレンドリー。ホテルとしては珍しい王室御用達しとして、Warrantyをもらっている。


クイーンマザーのお気に入りだったこのホテルは、女王の妹の息子でありインテリアデザイナーであるデヴィッド・リンリー(David Linley)氏のデザインで、エドワード王時代(1901-1910)のデザイン。かわいい黄色を基調にしたインテリアと、窓から見える美しいグリーンの裏庭は「ふーっ」と感嘆とリラックスの溜息をつかせてくれる。

アフタヌーンティの時間に、飛び入りのお茶とビスケットだけでもいい?との質問に、気持ちよく応じてくれた、いちばんフレンドリーなマネージャー。
アフタヌーンティの時間に、飛び入りのお茶とビスケットだけでもいい?との質問に、気持ちよく応じてくれた、いちばんフレンドリーなマネージャー。
お茶とビスケットのセットを食べた後。 予約したアフタヌーンティは、ゴーリングホテル特製の黄色いティーカップが出てきます。
お茶とビスケットのセットを食べた後。 予約したアフタヌーンティは、ゴーリングホテル特製の黄色いティーカップが出てきます。

3時からスタートするアフタヌーンティは、3か月ほど前にロンドンのベストアフタヌーンティ賞をとったおかげで、予約の問い合わせが殺到し、3か月先まで埋まってしまったそうだ。お客様と私たちは、その雰囲気だけでもとランチをここでいただいた。

 

ランチのお食事(サンドイッチ)は、まあまあだったものの、アフタヌーンティの時のサンドイッチは、みるからにゴージャスでおいしそうだった。

 

ケイト・ミドルトンとその家族が、ウィリアム王子との結婚の前夜泊まったホテルとして一躍有名になったこのホテルは、いまや擦り切れた白いジーンズとよれったポロシャツ姿のアメリカ人の人気のホテルに。行かれる時は、ちょっとだけおしゃれすることを心がけたいかな?

 

このダイニングバーでは、ランチは予約を取っていないので、好きな時間にいける。その代わり、アフタヌーンティの3時前には出る必要がある。