①ロンドン観光ガイド例 Vol.1 シニアご夫婦 ロンドン濃縮5日間の旅

4月にご案内した個人旅行の男性のお客様から、ご紹介。当サービスを聞かれて、シルバー世代ご夫婦だけの、初めての個人旅行を決心されてのお申込みでした。

 

後で聞いた話によると、奥様はお家で介護をされており、この旅行はご主人から奥様へ、お礼+ご褒美のご旅行だったようです。

 

その内容は、5日間でロンドンの有名どころ、または隠れている美味しい秘密をご本人希望のミュージカルも含め、堪能していただきました。

 

どんなコースを過ごせるの? 

①ロンドンの歴史建造物と、②最近トレンディなゴージャスなところ、③皆が知らない古くて美味しいところ、をご案内。その5日間の簡単内訳を知りたい方は、以下でご覧になれます。

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ご帰国後の感想 ご主人:団体ツアー旅行では、ハードなスケジュールで体調を壊し、ホテルで持ってきた日本食を食べていたのですが、今回のゆっくりマイペースの個人旅行は、体調もよく、本当に旅行が楽しめました。

 

奥様:通りすがりの人とのお話しを通訳してくれるので、まるで自分が英語を話せるような気分でお話しできて、うれしかったです。

こんなにロンドンがおいしくて、楽しいところとは期待していませんでした。

 

Style gate: 5日間もの間ご同行させていただくと、感情移入して、その後の空港でのお別れは、さすがに淋しかったですね。(涙..)

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1日目 スペインからご到着後、空港からホテルチェックイン後、すぐケンジントン宮殿へ。1700年代、王と、女王の住まいだった状態がそのまま見れる宮殿です。また、大英帝国を築いたビクトリア時代のビクトリア女王が、1800年代、ここで生まれ、王女として育ち、そのプライベートなコレクションが見れます。

 

王の間で見れる壁に飾られた、世界地図。これは屋根上の風見鶏とつながっていて、現在でもその風向計が健在で動いていることに、ご主人、感嘆の声。

当時の王は、この地図で風向きを知り、自分の船がどちらを向いてすすんでいるかを想像していたそうです。

 

そのあと、当時王室専用だった温室カフェで、アフタヌーンティも経験していただきました。そのあと、美味しく安い!タイフージョン(西洋風にアレンジしたタイ料理)へ!

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ポートベローのオシャレカフェで休憩
ポートベローのオシャレカフェで休憩

2日目 

雑貨ショッピングご希望の奥様のために、アンティークの街、ポートベローマーケットへ。おみやげ用のかわいいカップや、雑貨をお求め。

 

てっきりご主人は、「高級スニーカー」で大丈夫と思われていた5つ星ホテルでのディナーのために、紐が付いていない革靴をお手頃価格で購入できました。ほーっ。(王室の国イギリスのドレスコードは厳しいのです。スニーカー、スポーツ用の服は厳禁)

 

と思いきや、買ったときは気が付かれなかったご主人の靴、ホテルで夜、サイズ違いが発覚! 明日のディナーには間に合わない! サイズ違いの片かたのままで履いていただき、後日交換に行くことになり、最終日に無事交換。二重でほ~っ。

 

この日のランチ、思いつきでちょうど角にあったJamie Oliverのレストラン・レシピーズでランチお二人とも、ピザ、魚メニュー、サラダのおいしさに感激。さすがジェイミー。

 

その後、奥様念願のミュージカル、「レ・ミゼラブル」へ。ご主人ストーリー展開には付いていけなかったものの、その舞台セット、俳優たちの踊りと歌に感心。「よかったですよー。」との感想。

 

その後、テムズ川沿いの素敵なレストランでロンドンのおいしいところを経験。「おいしかった~」との感想。

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バッキンガム宮殿の裏庭で
バッキンガム宮殿の裏庭で

3日目

美術ガイド付き、3時間の予定のナショナルギャラリーを、フェルメール特別展を見たいと5時間に延長され、その内容を満喫。

 

その後、2時間、バッキンガム宮殿を堪能。ここまでで、ご主人「大英帝国のすごさに圧倒」され、感嘆されたようすです。あの絢爛豪華なバッキンガム宮殿の内装をみれば、だれでも圧倒されますね。

でも生活感がないため、「ケイト妃も、将来はここに住むことになるんでしょうね。」という私のコメントに、奥様「かわいそうね。」と一言。私も同感です。

 

その後、ケイト妃とミドルトン家一家が、結婚式前夜に泊まったホテル、The Goringへ。5つ星であり、皇室御用達しのこのホテルで、ラウンジで食前酒の後、ちょっと緊張してディナー。

奥様の後でのコメントは、「前日の川沿いレストランの方が、よほど美味しかったんですよ。」 皇室御用達しホテル、肩無しですね。でもここは、アフタヌーンティーの方が有名かな?

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The Goring Hotel前で これからディナー。この時、ご主人の新しく買った靴は、サイズ違いで片かたでした。
The Goring Hotel前で これからディナー。この時、ご主人の新しく買った靴は、サイズ違いで片かたでした。

4日目

テムズ川から、ロンドンの歴史を一望するおすすめのボートクルーズ。これは、皆さん意外にも、とてもいい思い出になっているようです。ロンドンの歴史は、テムズ川なしでは語れません。

 

ロンドン塔入場。宮殿当時の時の歴史や、亡くなった王子のお話などオーディガイドで聞けるものの、その仕組みが自由にストップ再生ができなく、あまり役立たなかったのが残念。悲しいその処刑場は、今はガラスの円盤で飾られています。

 

 ロンドンの象徴、タワーブリッジ徒歩で歩き、その双方の跳ね橋の間に2㎝しかない隙間に感心。この橋が見えるこれまた川沿いのオープンレストランで、フレンチのおいしい食事と、テムズ川を堪能。ご夫婦、その気持ちよさをご経験されていました。

 

その後、大英博物館、3時間美術館ガイド付きで、その歴史を堪能。

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5日目

ロンドン最後の日。ウェストミンスター寺院、ビッグベンをご観覧。

その後、ロンドンブリッジへ。

 

1500年代の地図にすでに登場して、いつから存在するかわからないという、馬車宿のパブでランチ大きなフィッシュ&チップスの美味のランチに舌鼓。

 

このパブから徒歩5分のところにある、16世紀に海洋航路と世界貿易を開くため女王の任務を受けて、世界へ海洋の旅に出た、小さな木造船に感心。現代の歴史の船作り師が忠実に再現したこの船は日本へも旅をし、80年代の「将軍」というTVドラマに出演しているというから、日本人の私たちには奇遇な運命の船。

 

その後、ご夫婦ホテル経由で空港へ、日本への帰途へ。お疲れ様でした!

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 このほか、書いていないところで、奥様たくさん、お買い物を楽しんでおられました。