男性版 ロンドンでショッピング観光 ~紳士仕立て服 サビル・ロウの巻~

先日、名古屋からの40歳代男性がご来英。毎日仕事が忙しい中を、無理やりロンドン観光4日間を敢行。

 

お仕事仲間から、「おまえ本当に行くんか?」と言われての短いロンドン旅行だったらしいです。短い時間を有効にショッピング観光をされたいと、当サービスをご利用。

 

ロンドンでは、ジャーミンストリートに1軒しかないCheanyで、タンカラーのシューズをお買い上げ。この道数十年と思われる職人気質の男性店員(男性しかいない)から、靴をご試着。その靴ひもの手さばき、サイズの熟知度などに感心されておられました。

次は、サビルロウの最古ブランド「Henry & Poole」に、突撃入店。ここは、皇室の警護をするガードの人たちの制服も作り、チャーチル元首相や、貴族の人たちを対象としてきたブランドです。

 

入店すぐ、奥から日本人大歓迎のMr.Parker氏が、接客に出てきてくれました。とてもフレンドリー、親切に歓待してくれ、スーツの注文の詳細をお話ししてくれました。

 

英国女王を警護するガードが着る制服
英国女王を警護するガードが着る制服

なんと、日本(東京、ホテルオークラ)に年に2回、出張注文をされているそう。通常ロンドン店では、6回の仮縫い来店、6-8週間でできるスーツが、日本で発注すると、18か月(1年半!)を要するそう。日本人男性って忍耐強いのね。

 

気になるお値段は、3つ揃いスーツで、3600ポンドほど。(約57万3千円) これが、英国税抜きなのか、入りなのか、記憶がないのですが、あきらかに、ロンドンで作り、日本へ持ち帰れば、20%のVAT税はのちに還元されます。

 

このあと、お店のロゴ入り紙コップを発見。ずうずうしく、またはミーハーですが、お客様のために「1個もらってもいい?」という私の質問に、パーカー氏、快く奥から持ってきてくれました。(!) 優しい、白髪初老の男性です。

 

 

お店の中でも、写真撮影の私のお願いを快く聞いていただき、Mr.Parkerさん、ありがとうございます!

お客様のために、思いつきでこの店舗に入ってみて、偶然日本と取引をされている方と出会い、歓待していただけて、よかったです。ほーっ。

 

ご案内させていただいたお客様、「スーツの老舗、サビルロウに来れたうえ、店舗の中に入れたなんて、これ以上の幸せはない」と感激でした。

 

日本に戻られての感想メールは、「もう1日ファッションのショッピングに時間を費やすんでした。」

 

お客様、またいらしてくださいね。

>ご本人の感想はこちらから「お客様の声」

 

下は、その時のスケジュール表です。

----------------------------------------------------------------------------------

 

29139月 6時間コース

10.00 Green Park駅待ち合わせ -(グリーンパーク公園側出口で待ち合わせ)    

     Jermyn Street(ジャーミン)へ John Lob/ Trickers/ Cheaney

           Burlington Arcade(世界最古のアーケード、アンティーク・ロレックス店、靴チャーチ、グローブトロッター店など)へ

11.20  Savile Rowへ(サビルロウ)

12.10  徒歩10分 Mount Streetへ(この近辺は昔、スパイが活動した通りです。) 

  パブでビールとランチ

13.00  Mackintosh コート1月にオープンしたばかりの店舗へ / Douglas Hayward?(紳士仕立て、007でロジャームーアが来た)     (時間があれば、Selfridges デパー ト 徒歩7分)

13.40  地下鉄移動 ボンドストリート駅 

14.10  V&A ビクトリア&アルバート博物館 (内覧1時間)

     世界各国の歴史の貴重品が見れます。

 (お茶の休憩のカフェが見もの 1830年当時のままのカフェ:ブログhttp://tiny.cc/76wk3w

15.10 徒歩+地下鉄移動 30

15.40 ウェストミンスター駅 ビッグベン 国会議事堂を写真撮影

    川向うへ徒歩7分、ロンドンアイ(大観覧車)の船着き場へ

     

16.00 ロンドンアイ船着き場へ同行、船乗り場をご案内  ご案内終了

     ボートクルーズ16.45出発  40分のロンドンの歴史を川面から遊覧 

    (日本語のオーディオガイドがあるので、スタッフへ「ジャパニーズ・オーディオガイド、プリーズ」と言ってください。)