![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=397x1024:format=jpg/path/s65d40b187db39696/image/i6a782f14f9e561a2/version/1370285219/image.jpg)
13年前(つまり、私がこの国に来たとき)くらいに、健康ブームから端を発したカロリーの低い「Sushi」ブームはまだまだ続いている。
5-6年前くらいに、ロシアのスパイが食事をしていて、いまだ未解決になっている服毒事件が起きたことで一躍有名になった「Itsu」という寿司の持ち帰りのトレンディ―なカジュアル・レストランがある。
今は、シティ(金融街)やメイフェアなど、ロンドン中心地区を中心に、たくさんの支店を持つこのレストラン、ピカデリーの店舗で初めて(なんと、数年後にして!)食する機会があったので、ご報告したい。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=353x1024:format=jpg/path/s65d40b187db39696/image/i84d7ea9084ad7aaa/version/1370286698/image.jpg)
端的にいうと、このItsuのクオリティーは結構よくて、おいしい!
ご飯は明らかに、日本米を使用し、その新鮮さは結構いい。わたしは、ツナ缶のツナと、枝豆ビーンズが乗ったお弁当(3.5ポンド)とみそスープ(1.99ポンド)にしたので(写真トップ)、お刺身が乗ったものにはしていないが、見かけはおいしそうだった。
みそスープは、日本風の魚や昆布のだしは効いていないものの、まあ、悪くない。
まず、日本のコンビニで買えるような、お弁当スタイルが買えることには、まず6年後にして驚いた。(お恥ずかしい)
ロンドンと日本の、このタイプのレストランの展開の違いは、まず「Sushi=トレンディ―」という意識を持っていること。トレンディ―なので、店づくりが、コンテンポラリーでモダンなのです。古いものと、新しいものを組み合わせて新しい空間をつくるのが得意のイギリス人は、寿司のテイクアウェイ・レストランも、おしゃれな超モダンレストランに作ってしまった。
![みそ汁が入るカップも、白黒写真のトップレスのモデル? シーティングや、テーブルスタンドはピンクでカラフル。](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=601x1024:format=jpg/path/s65d40b187db39696/image/i15f9938123157607/version/1370288170/image.jpg)
ランチタイムだったせいもあって、店内は近所に勤務する白人のイギリス人でごったがえしていて、超人気。みな、この寿司ブームでお箸を上手に使うのが当たり前になったのには、日本人の私の方が驚きます。
皆さんも、ロンドン滞在の際、日本食が恋しくなって、今日は簡単に済ませたい、という時には、ここで一人で食べるもよし、ホテルに持ち帰ってビールを片手にテレビ観戦と共に食するもよし、おすすめですぞ。
(※お寿司の延長なので、お弁当はサラダ感覚で、温めはしていないのでご注意。またビールはここで売っていないので、他で調達しよう。)
![入り口から見て、奥にオーダーするカウンターがマクドナルドのように写真付きであるけれど、通路横にお弁当が並んでいるので、持っていって払うだけ。みそ汁は注文する必要がある。](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=361x10000:format=jpg/path/s65d40b187db39696/image/i1e4690c7ecb02a2e/version/1370287536/image.jpg)