お年を言ったら怒られるかもしれませんが、年齢に逆らって生き生きご活躍のS.Iさん。79歳とは信じられない!世界中を旅をして芸術作品を追い求められ、ビジネスレディの見本です。
今回、Sさんは、ロンドンのオークションハウス、クリスティーズで開催される絵画を目的に、6日間ロンドンへいらっしゃいました。同行させていただいた6日間は、さすが画商!全てアート尽くしの毎日でした。
何を見てもアートの全てに感動される心の弾み方、感性がピンピンに若く、研ぎ澄まされていることを感じます。
ロンドンでご経験された様子を4つのビデオにまとめてみました。Sさんが経験された視点を経験してみてくださいね。
10月8日 サザビーズとポールスミス店
まず、1日目は観覧されたサザビーズのオークションの様子です。
私は、初めて参加するオークションに、興味津々!
メイフェアにあるポールスミス店は、ポール本人が監修した建築、集めたアート作品がたくさん展示されています。
10月9日 Saatch Gallery サーチギャラリー+エキシビジョンFreize Masters
個人的に私が好きなサーチギャラリーにお連れしました。Sさんも、とても気に入ってもらいご観覧を楽しまれた様子。
広告代理店経営で富を成した、チャールズ・サーチの個人のギャラリーです。個人のギャラリーとは思えない、無料で写真もOKという、なんと懐の大きい美術館。いつもコンテンポラリーのアートが展示されている、おすすめギャラリーです。
そして午後からは、アートディーラーならよく知るエキシビジョンFriezeフリーズへ。
正直、10年以上ロンドンに住んでいて初めて知ることになった、このリージェントパークで開催されたエキシビジョンに同行させていただきわかったことは、世界中のアートディーラーがこの仮設の建物に出品。美術館並みの品質を誇るアートを売買しているのです!びっくり。
さすがに、この建物に入るレストランは、ロンドンでも指折りの一流レストラン、ベーカリーが訪れる人々の胃袋を満たしていました。
「生む」という日本食レストランも、名前だけは知っていたものの、ここで食させていただきました。う〜、うまい。
10月10日 Tate Modernテイトモダン
数ヶ月前にオープンしたばかりのテイトモダン美術館の新館を見に。ブリックを交互に組んで市松模様に光が内側に入ってくるデザインが素敵です。
写真は撮れなかったジョージア・オキーフの特別展が目的でした。他、常設展でロッコや、アンディ・ウォーホルの電気椅子など、一人で行っても気がつかない名画に気づかされました。
美術の専門家のSさんなので、ご案内というよりご同行でしたが、1日中テイトで過ごしました。
いや〜、美術館観覧はいつもながら神経+肉体が疲れますが、充実したいい1日でした。
名画を背景にした写真を使ったらいいわよ〜と私を写真に収めてくださった親切なSさんでした。
10月11日 今日が本番クリスティーズオークション
そして、これがクリスティーズのオークション。
やや緊張気味のSさん。
コーヒーですよ、と言っても耳に入っていない様子。もうすぐスタート。
クリスティーズのオークションは、サザビーズのそれよりも、一般客を寄せ付けない印象がしました。作品の説明は全くされないので、誰の作品なのか、いくらで値段がスタートされるのか、全くわかりません。しかし、事前に20ポンドで購入した出品者一覧の本のみに詳細が全て記載されています。
Sさんの3枚目の購入の時点まで、会場で私も拝見させていただきました。「うわ〜」というお値段のものをご購入。
後で伺うとその後も何枚かご購入、「小さいマンションを買ったつもりで」とのご感想。
私ならその金額は、25年の住宅ローンの金額ですが、素晴らしい現役の女性画商、Sさんです。
独立する女性として、年齢に逆らった生き方としても、見習いたい女性でした〜。
これからもお元気にご活躍ください。
追記
「私の写真を使ってバンバン広告しなさい。」というお言葉に甘えて紹介をさせていただきました。
Sさん、ありがとうございます!