ロンドンからのミニトリップホリディ:仏Biarritz

ロンドンから2時間ちょっとのフライト。

Biarritz(ビアリッツ)というフランスの海岸沿いの町にホリディに行ってきました。

 

行くまで聞いたこともなかったこの街の情報を調べてみると、昔、ヨーロッパの王室のメンバーのホリディの避暑地だったようで、フランスナポレオン3世の奥様、ユージニ皇后(Empress Eugenie)の家が昔あったそうです。

 

今でも、小さいながら、裕福な街であることがわかります。

ヨーロッパ人の観光地です。

 

パリよりも、全く安全でのんびり感がいいです。

 ロンドンにいるのと変わらない平和感があります。このカードの白い服の男性は、バスクダンスのようです。そう、この街は、スペインとフランスにまたがるバスク地方の一つの街です。

 

 

ビスケー湾という名の(知らなかった)フランスとスペインの湾岸沿いの街では、イカやタコが普通に食されます。

 

ロンドンに住んでいる日本人としては、「タコが食べれるの!? ウッホー!」とばかりに喜びます。

 

イギリス人は、タコを食べません。(気持ち悪いらしい、悪魔の使い?と考えられていると聞いたこともある)

イカは時々スーパーの魚カウンターで買えますが。

 

写真は、イカのフライと、タコのサラダです。

オリーブやオニオンとマリネされていて、久しぶりに食べるタコはうまかったですね〜。

 

湾岸沿いに並ぶ最後のテーブルを取って、カモメが飛ぶ海を肴にロゼワインとタコサラダ。

 

この後のメインは、フライパンで焼いたHakeという白身魚(たら科)とご飯、トマトソース添え。

パクつきました。

 

カモメが時々、超特急で近くを飛びます。(狙っている?)

羽を開いたそのサイズは、なんと幅1メートル。遠くで見るよりかなり大きい。

 

タコと魚のイラスト、イカリや、生け簀の籠や、ダイビングのイラストや、漁師の街であったことが伺えます。

湾岸沿いに突き出す、小さい岩山が、散歩道で繋がり、ベンチに座り海の景色を拝むことができます。

ちょっとした散歩コースがあちこちにあり、散歩するにはつきません。

 

昔は、高い岩山を切り開き人が住む街を切り開いたようで、急勾配の高台から、長くくねくねに曲がる坂を降りて海岸へ降ります。

それは、高台に人が住むところがあり、見晴らしが良いという意味でもあります。

夕日がキレイだった。

いい遅れましたが、この街はサーフィンではかなり有名な街のようで、ロンドンの家の別のフラットの住人のオーストリア人男性も「サーフィンの地」として知ってました。(行ってきた感想を聞かせてと頼まれました。)

 

バスク地方の人たちは、難しいバスク語を話すようで、フランス、スペインの国の人というより、バスク人という意識が強いようです。

 

海辺のバーで正面に座った60代くらいの男性は、黒とピンクのボーダーのトップにピンクのスカーフを巻いていました。(!)

このファッションはフランス人しかできない!と思い見ていると、フランス語で話しかけられたので、「フレンチは話せない」と英語でいうと、「スパニッシュ?」と聞かれました。「ノノ、ジャポネ」

 

話していると彼は、「この近くに住んでいるバスク人」と返答。フランス人というより「バスク人」

バスク人はスペインとフランスの国境により二つに分断されてしまっているようですが、国は違ってもバスク語は同じだそうです。

スペインの境界線にある街は、スペインとフランスの両方の文化があります。

 

美味しいフレンチのパティスリー屋さん、屋外にテーブルがあるバーレストランもあちこちにあります。

 

何気ないホテルの看板も、異文化感がなにか情緒があっていい感じでしょ。

ホテルの看板を写真に撮っていると、友人から笑われましたが。

 

今度は、夏に水着を持って海水浴ホリディに行きたい。

【交通情報、街情報】

飛行機は、スタンステッド空港からビアリッズ空港へライアンエア(Ryan Air)で1日一本。

往復225ポンド。

空港から中心地区までタクシーで10分。(22ユーロ)

 

街は小さく、徒歩15分も歩けば、どこでも移動できます。

デパート、おしゃれなブティック、マルシェもあり。

 

ロンドンから1泊で夕方の飛行機まで、十分な観光ができるので、ロンドン旅行から足を延ばすのもいいかも。