ロンドンに住んで以来、何軒も引っ越したものの、過去15年以上をこのフェントンハウスから直径1.5kmのところに住んできた。現在も1.2kmのところに住んでいて、初めてこの週末、このFenton Houseへ行ってきた。
このお家は、Merchant商人のお家で17世紀に建てられ、代々伯爵と言われる人たちが住んできたらしい。最後は、子どもがいないレディー・ビニング(Lady Binning)夫人が1936年に購入、亡くなる1959年にナショナルトラストへ寄付された。
現在住んでいるWest Hampsteadから、車の激しい大通りFinchley Roadを横切ると、そこはロンドンで1、2位を争う富豪が住む住宅街。「あ〜、こんなお姫様のような豪邸に住めたら・・」と夢を見ながら、豪華な家々が連なり、木々が高く空を葉っぱの色に染める通りを歩く。
富豪が住む通りは、必ず大きな木々が並び、素敵な家家と隠れた狭い猫道は、いい散歩コースでワクワクさせてくれる。
もうすぐクリスマス前の時期になると、ドアにリースが飾られ、窓からは大きなクリスマスツリーが見えるように飾られる。
この大きな葉っぱの落ち葉をサクサクと踏み分けながら、道路を横切る。
坂になるこのビクトリア時代のガス灯ライト(現在はもちろん電気)が雰囲気ある。
この通りを右に曲がると、こんな住宅街に小さな教会を発見、Holly Walkと名付けられた意味がわかる。
この通りのお家のドアには、風習なのか?Horse Chesnutsで作られたリースが掛けられている。
それぞれ、素敵さを競争しあっている感が、微笑ましい。
目的地(Fenton Hose)の前には、こんな豪邸が!まるでお城のよう。
おそらく現在の住宅事情では、建物の中が分割され、数軒に分けられていると思われる。
しかし、おおきいなぁ。
目的地は、この家の正面にあるFenton Houseでした。
このナショナルトラスト管理の17世紀のお家の観覧が目的でしたが、お話が長くなったので、Fenton Houseは、またの機会に紹介しますね! お楽しみに。