先週の日曜日、フラワーマーケットとして有名なコロンビアロードに行ってきました。(日曜のみのマーケット)
昔のボス、Marcがここにインディアン、アフリカンアートのアンティークショップを持っているので、彼に数年ぶりに会いに行ってきました。
コロンビアロードは、近くには地下鉄の駅がなく、オールドストリートという駅から、ホクストンスクエアを通って15-20分歩きます。ロンドン東部のこのエリアは、当時、労働者階級層の住宅として建設され、今私たちが見るお店も、1860年代の急増するユダヤ人街の人たちへの生活供給する商店街として建設されました。
ブリックレイン、ショーディッチエリアをご希望の客様のために下見をしてきました。
当時はちょっと危険なエリアだったロンドン東部のこのエリアは、今やビンテージやアンティークが好きな若者のトレンディエリアに取って代わり、今や観光客もたくさん訪れます。
80年代前後の当時、インドやバングラディッシュといったアジアからの移民の人たちの街として栄えたので、その名残としてたくさんのカレーレストランや彼らの民族衣装のブティックが、まだひそかに残っています。
先日、美しく歴史を残す古いパブを発見しました。発見した時、こんな(素敵なものが)まだロンドンに残っていたのかと感嘆!
ここ10年の間に、古い伝統的な内装のパブは、どんどん姿を消し、若者を集客するためにオシャレなインテリアのガストロパブなるものに変化していきました。
そんな中、なんと1677年に改築されて以来そのまま利用されているパブが、ここロンドンのサザークに存在していたことを、私は2012年になって発見しました。
1週間続いた雨も上がり、今日はいい天気。先週末に、日本から観光に来られたお客様は、雨の中を傘をさして、靴をぬらしながら人ごみを歩く、残念な観光になってしまいました。かわいそう。
イギリスは、明日から夏時間が終わり、1時間短くなります。正確には、時計が1時間早くなり、それは今夜(明日の早朝)2時に行われるので、たいていみな眠っている間に、時間が変わります。
だからよけいに、夕方が早く暗くなるようが気がするの気のせい?(今日夕方6時の時間は、明日は5時になります。)
通勤している頃は、夏時間の終わりのことを気が付かなくて、1時間間違えて出勤し、遅刻したこともあり、そういう人が明日は必ずいます。
さて、1週間雨や曇りや雨でずーっとどんよりしていた天気が、やっと今日晴れ、イギリスの緑の反射する太陽の光は美しい。
今日は、いい天気なったので、ちょっとセンターへ繰り出し、人の様子を見てきます。その報告はまた後程。
ロンドンにまだ6か月前にオープンしたばかりのこのチョコレート、ウェディングケーキショップは、実は17年前にブライトン(イングランド南部)で始まったチョコレートショップでした。
イギリス伝統食事が食べたいというお客様のリクエストに悩んで、イギリス人の友人に訪ねるとここを紹介してくれました。
ここは、パブという名称でよばれていますが、その数倍おしゃれです。3階建てで、3階が、ブティックホテルになっているよう。宿泊ができます。古い歴史を紐解くと、当時のパブは、馬車を止め休憩且つ、宿でした。
このThe Grazing Goatの名前の由来は、当時のポーツマン侯爵夫人が、牛とそのミルクにアレルギーを持ち、代わりにヤギの乳を採るためにこの地で、ヤギが草を食んだことから、「草を食むヤギ」という名前が付いたそうです。
11月初旬、ロンドンの季節は、最高気温10度なり、一気に「黄葉」になりました。これは、日本の「紅葉」に対する造語のようですが、英国在住の日本人方の、イギリスの秋の葉っぱが黄色に変化していく様を表現した様子を、観光に来られた方から伝え聞きました。
最近日本のBS放送は、海外紀行を放映する番組が多く、そのひとつにNHK取材班が海外の現地に住む日本人の方に、地元の生活の様子、お店などを紹介してもらう番組があります。このお客様はその番組のファンで、同じ目的でロンドンを見たいと私のサイトをネットで発見していただきました。
ロンドン、パリ6日間という超特急のヨーロッパ旅行のうちの、1日の自由行動のうちの6時間をご注文いただき、短い時間の中で、(ご希望の)ケンジントン宮殿、王室温室レストラン、隠れ美術館、地下鉄、ロンドン2階建てバス、セルフリッジデパート、街歩きを経験してもらいました。(ほとんどん駆け足でしたが)
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日本のデパート(百貨店)とはそのテーマとスタイルに一線を引く、イギリスのデパート、セルフリッジズ。
このデパートに行けば、「今どのブランドが流行っている」かわかるというほど、そのバイヤーたちは鋭い千里眼で、情報収集し、その中に入る店舗はひっきりなしに変わっている。そう、売り上げが下がれば、新しいブランドと入れ替えさせられる弱肉強食の世界、なのでブランドの会社もスタッフも必死です。
こんなデパートなので、そのお客様のサービスやそれを盛り上げるイベントも盛りだくさん。クリスマスも寸前のこの季節、店内は、ロンドン地元の人はもちろん、郊外からのお客さま、海外からの観光客も含め、このシーズンはもうお祭り状態です。狭い店内、といっても60万平方フィートも面積があり(メーターで不明、とかく「おおきい」です。)人でごったがえします。ここに勤務する人たちだけで、2000人と言われています。
そんな中、来たお客様はほとんど何がどこにあるかわからない。この迷える子羊のお客様のクリスマスショッピングに一緒にお付き合い(パーソナルショッピング)して、荷物持ちまでしてくれて、タクシーまで運んでくれるというサービススタッフの「エルフリッジズ」というメンバーがこの季節に加わりました。エルフとは童話に出てくる小人の妖精の名前で、お手伝いする小人の名前とセルフリッジをもじってます。
このサービスは前もって予約もできます。当日に彼らを探してお願いしてもいいと書いています。が、あの大きなデパート、たった9人の彼らを探すのは至難の業でしょう。
赤いドレスは、ビビアン・ウエストウッド、男性の蝶タイは特注だそうです。
クリスマスショッピングが必要な方は、セルフリッジで彼らを探してみてはいかが?
(追記ですが、このエスカレーターはちょうど1階の下りエスカレーター。私が6年間ほど、毎日正面に見続けた場所ですー。あんまり懐かしくないなー。)
イギリスに住んでいるからには、これを話題にしないわけにはいかないでしょう。
12月3日午後4時、イギリス皇室の王位継承権第3位を持つベイビーの、ケイトの妊娠2か月の発表が、正式にされました。2011年4月の結婚式から、約1年半のことで、ウィリアム王子の母、プリンセスダイアナも、ちょうど同じくらいに妊娠の発表があったそう。そのベイビーは、女の子でも男の子でも、王位に着く継承権3位を持つので、ほとんど間違いなく、ウィリアム王子の次に王座に着く地位に生まれてくるわけですね。
昨日、日曜日に、Wallace Collection(ウォレス・コレクション)で、ハイライト・ツアーという館のお抱え学芸員さんが有名スポットを説明してくれる1時間コースに参加しました。今後、お客様の観光のご希望があったときには、簡単に説明ができるように、自分自身の勉強もかねて。
この説明をしてくれた方は、50-60代(?)くらいの、東洋人の女性でした。しかし彼女の発音は、ネイティブと変わらず、そのボキャブラリーにも関心。たたまに謙遜して、「私の英語が。。」という発言が2度ほど出たことは、彼女は日本人だったのかしら? いや、その説明は感心、クリアな彼女の英語の発音は、外国人の私にもとてもよくわかりました。
(下の写真、クリックすると拡大します。)