今現在、日本で映画公開されているらしい、コンピューターの原型を作り、第2次大戦中にドイツ軍の難解な暗号エニグマを解析したことで知られているアラン・チューリングの話、「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」(イギリスでの公開は1月)
映画はドイツの暗号エニグマの解読に挑むシーンを中心に進行するのですが、原題のタイトルでもある「イミテーション・ゲーム」は暗号解読のことを言っているわけではなく、人工知能の父と呼ばれるチューリングが考案した、機械が人工知能と言えるかどうかを判定するチューリングテストを意味しています。しかし、この映画が本当に伝えたいことはほかにあったようです。
それは、この映画の脚本家の感動的なスピーチでわかります。これを読んでちょっと涙ぐんだ私です。
グラアム・ムーアのこのスピーチは、ビジネスインサイダー他で、もっとも印象深いスピーチとして語られています。
イギリスの2015年今年の夏時間は、今週日曜日、3月29日から始まります。
3月29日午前1時に、時間が1時間長くなり午前2時になります。
これにより、現在日本との時差9時間が、3月29日から時差8時間になります。
現在、日の出は5.50、日没は18.23、日照時間は約10時間ですが、夏になるに従ってだんだん12時間、13時間、14時間と長くなり、いちばん明るい時で夜11時前までという時も。
夏時間が終わる10月まで短い夏の始まりです。夏が待ちきれない。
最近春めいてきて、やっと6ヶ月ぶりくらいに友人に会いました。といっても彼女はロンドン中心まで40分、わたしも30分で行ける範囲に住んでいる。
最近はメール社会になり、都合も、待ち合わせの場所も、時間も何もかも、メールで打ち合わせをする社会になり、そしてなんだか、都合が悪くなりキャンセルすることもメールでやるのはよくないです、はい。
みなさん、お断りだけは誠意をもって電話で説明しましょうね。
何はともあれ、女二人会えば話は尽きません。この友人と2ヶ月のメールのやり取りの後、この圧巻のレストランに連れて行ってくれました。
彼女のご主人が先に発見したんだそう。 まさか、あのピカデリーサーカスのごった返す通りの地下に、こんなホールのような圧巻のレストランが隠れているとは、知らなかったらまず偶然入っていくことはないでしょう。(以下写真)
今朝は、15年ぶりの日食(Solar Eclipse)でした。
今週月曜日から毎日ニュースで語って、イギリス国内結構なフィーバーぶり。
前回は1999年だったらしいから、ちょうど私がこの国に来た時。そういえば英語におぼつかない中、話題になっていたことを思い出す。
直接見ると目の裏を焼き、失明するので黒いメガネをかけるようにしきりに言っています。通常の太陽を見上げるのとどう違うのか?よく理由がわかっていない私。
しかし、朝8時−10.30くらいまで発生していたらしい日食は、ここロンドンでは雨混じりの曇り空。ロンドンの日食ファンの人は残念な結果。
朝のBBCでは、ストーンヘンジからの中継だったけれど、そちらでは晴れていた模様。
写真は、他Facebookサイトからお借りした今朝の日食の様子。美しいね。
ストーンヘンジでは、今日は春分(Equinox)を祝うドルイッド(Druid教、太陽、自然の神を崇拝)の人たちが集まると言っていました。
日食はDruidの人たちには、この15年ぶりの日食は幸運な事らしく、お祝いをするそう。写真は、前回の太陽ダンスの様子。
今日の午後、彼らが集まりお祝いがされるそうです。
この3月、イギリスの造幣局 RoyalMIntから、コインに使用される新しい女王の横顔が発表されました。年を取られる女王の顔に沿ってデザインが一新された。
今回の発表は、在位1952年以来5回目。88歳の女王の横顔は、前回の1998年からすると17年ぶり。当時のそれからすると、今回のはやや半笑いで大きなパールのイヤリングが、好印象。
ロンドンの大英博物館でわたしの一番のお気に入りのところがある。
それは、このリーディングルーム、正確には、だった。
とういうのは、ここは、1800年代のオープン当時は特別な申請をした人しか使用できなかったのだが、修復された2000年を機に一般公開された。そう、誰でも自由に入れたのだ。
1999年半ばにイギリスに来た私は、ちょうどいいタイミングでこの図書館を使用できた時期で、毎日英語学校に通った後、ここに勉強にしに来ていたものだ。(英語の勉強だけど)
この木製の机にパーティション、特にグリーンの皮が敷かれたテーブルの机が大好きだった。その机も大きく、当時使用する人も少なかったため、高い天井とゆったりした優雅な雰囲気が大好きだった。
ブログのアップデートが間に合っていないけれど、2月のご案内のお客様の、グローブトロッター本店での Bespoke(ビースポーク)特別注文のご同行をしました。
ご存知の通り、グローブトロッターのスーツケースは、高額にもかかわらず日本では絶大の人気を誇り、日本の代理店ヴァルナカイズは日本国内に大きな店舗を数店舗構えるほど。
グローブトロッターのブランドの売り上げの半分以上は日本での売り上げらしいから、その人気度がわかります。
ロンドンには、ジェントルマンズ・トニックというメンズ専用のグルーミング(身づくろい)ができるところがある。
メイフェアという最高の立地条件にあるこのサロンは、ヘアカット(床屋)から、世界中の違ったマッサージ(スウェーデン風、チベット、タイ風、インドのヘッドマッサージ)、ヘアワックスまでできるイギリス紳士になるために必要と思われる?一式がここで経験できる。
当日ご帰国される明田さんに2日間のご案内をしている時、この前を通った。顔を剃りたいと、思いつきで入ってみると「ちょうど今だったら空いていますよ」という言葉に早速予約。
出てきたミントティーを片手に待つこと4〜5分。ブラウンスキンの眉がすっきりカットされた(この国では眉はワックスして抜く)ニコニコ笑った男性が登場。明田さんは、カーテンの後ろへ消えていく。
ロンドンに住み始めて以来、ずっと北ロンドンのジュービリーライン上に住んできた私にとっては、このリージェントパークはよく利用してきたロンドンで一番お気に入りの公園。
湖には水鳥も住み、ボートも乗ることができる。夏には野外劇場がオープンし、演劇を楽しむことができる。もちろんレストランもある。
インナーサークルという円形状のクイーンマリーガーデンには、花々が植えられ、また木々や湖でデザインされたガーデンがある。その中の大きなバラ園は、ロンドン市内では最大である。
そのインナーサークルの外は、スポーツをするフィールドとなり、イギリスでは珍しい草野球やサッカーの試合が見られ、その三角の右コーナーの敷地にはロンドン動物園がある。
その公園の周りのアウターサークルでは、サイクリンクをするには車が少ないこの通りは打って付け。スポーツ用の自転車で走る人たちをたくさん見かける。
その公園の場所によりさまざまな表情を持つのが、このリージェントパーク。
わたしは、もっぱらインナーサークルの草木のあるガーデンを散歩する。