The Independent 2014年1月20の記事
「対峙のイルカ:日本政府が擁護する200頭のイルカの食肉用虐殺」
海外に住む日本人としては、「針のむしろ」状態のこの問題。毎年西洋の世界中が新聞のトップニュースに書きたてます。著名人(Virginのリチャード・ブランソンなど)も自分のFacebookで反論を唱え、日本人が標的の的に。
しかし、日本の新聞はこれを日本で伝えているのか疑問です。
和歌山県対峙?
特に、このイギリスの全国版の新聞インディペンデントに書かれた日本に対する多大な非難。
200頭のイルカを残忍に殺して刺身で食べるってほんとう? 日本人さえも知らない情報を世界中の人が知ってます。
新しい米国大使ケネディー氏の批判のツイッターが世界中に回っているらしいけれど、日本ではこういうニュースは、一切新聞ニュースでは報道されません。
Facebookの中のコメントには、「(こんなことするから)放射能被曝するのは当たり前」という「罰当たり」的な無関係なことを持ち出す残酷なコメントも。
あなたは、知ってましたか?また、どう思いますか?
今まだご滞在中で、明日ご帰国の花木さんとお孫さんの二人が7日間のロンドン旅行。
わたしは、観光のご案内でお会いする方たちの、その人生の背景のお話しを聞くのが楽しみ。今回お申込みいただいたのは、もうすぐ79才になる花木さん(年齢言っちゃいけないのかも?Oops!)と、そのお孫さん、あやみさん。
きっと、当時は「ハイカラさん」と言われていたに違いないおしゃれな女性。お住まいの「近くにある宝塚にお友達と通いつめ、お友達は宝塚にはいっちゃった」と笑われる、かわいいおばあさん。
ローストビーフを、(平日に)食べたいというお客様のリクエストで、こちらをご案内。
(イギリスは宗教上、サンデーローストと呼ばれるローストビーフは、今でも、お休みの日曜のみに食べられ、どこのレストランでも日曜だけのメニューになるのです。)
創立1828年、当時のイギリスは、男女別、またクラス別がはっきりわかれていた時代。このレストランも例外でなく、ジェントルマン用の社交の場、シガー(葉巻)とチェスができる、まあジェントルマンズ・クラブ(紳士の社交バー)みたいなレストランでした。その入り口や、インテリアは当時とほとんど変わっていないそう。女性が入れるようになったのは、近年の1981年とのこと。
そのお話しをしてくれた受付の方も、アイルランド人女性で、ほか働いている方も、しっかり女性です。
インテリアは、ほとんど1830年代当時のままだそうで、チェスのチェックボードをイメージしたというグリーンの床のモザイクタイル張りの入り口。往年のビクトリア時代が目に浮かぶようです。