今日は日曜日。今日のロンドン観光は日曜日たけしか開催しない東ロンドンのフラワーマーケットにお連れします。
さて、地下鉄と55番バスに乗って、着いたところは東ロンドンのハックニー。 ここ10年ずいぶんトレンディ―になっていますが、昔の殺伐とした荒い雰囲気が残っています。 このエリアはまだまだちょっと悪い人たちも交じっているので、気を付けながら、でも日曜日のマーケットは大丈夫。
12月も始めになると、フラワーマーケットで売っているものはクリスマスツリーやリースが大半!大きなトレーラーで運ばれたたくさんのモミの木が、ネットで小さく「パック」され山積みされてます。(上写真)
12月8日、ケンブリッジ侯爵夫妻、ウィリアムとケイトがアメリカを訪れた時に起きたハプニング。
王室のないアメリカ、王室のルールなど知る由もなく(私だって、こちらに来て知った)、市民は王室のメンバーの体には触れていはいけないRoyal Protocol(王室の協定?)がある。
イギリスの新聞がこぞってこのアメリカのバスケットボールチームClevelandのルブロン・ジェームスが試合の後、写真撮影の時にケイトの肩に手を置いたことを「ケンブリッジ侯爵夫人・ケイトがいかにも居心地が悪そう」と伝えた。
個人のアートコレクターの美術館としては最大で、しかも入場無料のおすすめ美術館がある。
チェルシーのDuke of Yorkスクエアにあるサーチギャラリー(Saatch Gallery)だ。
2008年にテムズ川沿いからこの場所に移って来てたこの美術館は、コンテンポラリーアート(超現代美術)専門の美術館といっていい。
とくに、ここで展示されるアートは、まったくの無名アーティストの作品を展示し、イギリスのアートシーンに多大な影響を与えている。またアート作品は、この美術館のサイトでも販売している。
現代美術の美術館として有名なのは、テートモダン。 しかし、巨大なそのテートモダンとは違い、このサーチギャラリーは、中規模サイズでちょうどいいサイズ。また最近大きくなり最上階に引っ越したアートショップが、充実して非常におすすめだ。
開館30周年を記念した、現在の展示物「POST POP: EAST MEETS WEST」というエキシビジョンが充実していて面白い。各部屋でテーマがわかれていて、110人のアーティスト、250点が展示されている。(通常の2~3倍の作品?)
ポップというアートが最高期を迎えていたころのその後に、ある一定の地域で作製された作品が展示されている。特に面白かったのが、社会主義国のロシアと中国が、西洋の資本主義に影響を受けたころのアートが面白い。レーニン(?)の顔が掲げられたコカ・コーラの広告や、トタン屋根やメガホン拡声器がつけられたマクドナルドのお店など、笑える。
テーマは、6つに分けられ
「Habitat」 「Advertising and Consumerism」 「Celebrity and Mass Media」 「Art History」 「Religion and Ideology」「Sex and the Body」 (以下その写真、撮影までOKだから驚く)
追記だが、このギャラリーの経営者チャールズ・サーチは、2010年、この美術館のすべてを将来国へ寄付することを発表している。
(下写真はすべてクリックすると、拡大します。)
クリスマスも信じられない、後6日を残すのみ!みんなクリスマスプレゼントの買い物に奔走していることでしょう。
ちょっと一息ついて、ロンドンの街中の今の様子を超特急でご覧にいただけます。
意外と、日本の方がイルミネーションがちかちか明るいくらいに光っているかも。
個人的には、ちょっとひっそり感のあるイギリスの本物のクリスマスツリーとイリュミネーションが好きです。
この孔雀の羽根のシャンデリアとアーチは、Bond Streetストリート。
9月のブログでお伝えした、歴史上、初めてロンドンテムズ川のニューイヤーズイブの花火が有料になった話をしましたが、このチケット、いろいろな(素人同志が売買する)チケット専門サイトで、なんと200ポンドで売買されているそう。
公式サイトでは、1枚10ポンドで売られていたこのチケットは、「Sold Out」の表示がされ、チケット専門サイトでは、1枚66ポンド~212ポンド(!)で売買され、120枚以上がまた残っているんだそう。
クリスマスプレゼント、なんでも持っている女性には何を贈りますか?
キューリー夫人の死因になったであろう、放射能を発するラジウムが詰められたこの贈り物は、当時本当に売られていた「Spinthariscope」(スピンサリスコープ)と呼ばれるもの。
1903年のこの新聞の広告には、「クリスマスギフトとしてのラジウム」というタイトルで、小さな万華鏡のような筒が広告されています。
この当時、新しいときめく新商品ギフトは、ロンドンのニューカベンディッシュ通り(今でもあります、Oxford Circus裏手)のMr.ハリソン・マーティンデールさんへ申し込むと10ポンドであなたの物になると書いてます。
この「スピンザリスコープ」には、少量のラジウムが入れられ、その放射能の分解(破壊)の際に出るフラッシュする光が、ジンクサルファイド・スクリーンで覆われた、そのスクリーン上に見ることができるというもの。
Christmas at Kew!
10月から行きたかった念願のクリスマス・アット・キューに行ってきました。(トップページでもビデオ紹介)
まず、ゲートを入ると、キューガーデンのお姉さんが挨拶してくれます。すかさず、「チケット持っていますか?」聞かれたので、「これから買うの」というと、おもむろに自分の胸元から大きな紙切れを出して、「大人用のチケットが一枚あるわよ」とのこと。
いぇい、これはなんとツイている!当日券は、17ポンド(3400円)。(ネット前売り券14ポンド)同伴の友人に私からのお礼のおごりの予定だったのだけど、経費浮きました。友人曰く、こんな無料チケットの幸運に出会ったのは10年来の事だって。
さて、いよいよ、わくわくのライトアップ、夜のガーデンのアドベンチャーへ出発!
思いがけなく家に来ることになった、もみの木のクリスマスツリー。
即席のデコレーション:赤カブのラディッシュ、ドライフィグ(乾燥いちじく)の食べ物で飾り付け。けっこう気に入ってます。飾りながらもぐもぐかじってましたが、終わった後は、ドライフィグたべるよ~。
写真で見るより結構でかいので、場所取りお相撲さんです。(狭いフラットが・・)
明日はクリスマスディナーの後、(写真に入ってませんが足元にある)プレゼント開けます。ふふふっ。
Wshing you a very Merry Christmas.
イギリスのクリスマスは、26日のボクシングデーまで祝日です。ボクシングデーっていったいなに~? その話は、後でお話しします。
【ノルウェーからの贈り物】
さて、写真はトラファルガースクエアに毎年立てられる巨大クリスマスツリー。
このツリーは、1947年から毎年ノルウェーの人々から、イギリスの人々へ送られる贈り物です。
今年は12月5日に、恒例のノルウェーのオスロ市長、ロンドンLordウェストミンスター市長が参加し、点灯の式典が行われました。
今年のツリーの高さは過去最高の21m、50~60年ものだそうです。900個のLEDライトがつけられ、キリスト教の12夜の1月6日まで飾られ、そのあとは、細かいチップにして植木の保護などリサイクルされます。
毎年オスロ市民から送られるその理由は、第2次世界大戦時、ドイツ軍に占領されたノルウェーへイギリスからのサポートへのお返しお礼だそう。1940年、ノルウェー国外での(キングHaakon7世による)政府の設立をイギリス国内で可能にしたそう。
以下はその点灯式の様子。
高い! ほとんど後ろのネルソンのコラムと変わらない高さ?
ロンドンは15年住んでいても奥が深い。
なんども、なんども行ったことがあるコベントガーデンでこんなクールなカフェとお店を発見しました。ロンドンっ子にはたまらないクッション発見。