ロンドンでは大変お世話になりました。
夏期休暇に、80歳の母を連れて、私と妹と三人でロンドンを訪れました。
9月初週、日本はまだ猛暑。しかしロンドンはすでに初冬(当社比。イギリス人は秋だと言ってましたがダウンが欲しいくらいの肌感)。
事前に調べていったつもりでしたが、まず服装は少し薄着すぎて、ショールをフル活用しながら手持ちの衣装から一番温かいものを着たきり雀になりました。
母は俳句が趣味で好奇心旺盛、バイタリティも人一倍ありますが、
マクラーレンのテクノロジーセンター(本社)のツアー訪問の通訳には、今まで幸運にも4回のリクエストがあり、対応させていただきました。
これは、車を購入された方からのリクエストで、マクラーレンにしては、言わば「お客様の招待ツアー」。
華やかな車が並ぶ、そのショールームの部分と、レースの成功と歴史のお話が中心となる2時間ツアーです。
しかし、今回初めて、マクラーレンの日本の代理店の方からの研修通訳の依頼がありました。リクエストをいただいたのは、マクラーレン大阪の松本様。
マクラーレン代理店の車の会社には、長い間勤務をされているらしいですが、初めてマクラーレン車の担当となり、「社長から見識を深めるために、イギリスに行って来い」と、なんとも懐の大きな社長の元に勤務されている幸運な方です。
そのため、マクラーレン「お客様招待ツアー」には慣れている当サービスでも、3日間続く研修となると、ちょっと勝手が違います。今回は、幅広い難しい通訳を経験している大木が担当させていただくことになりました。
以下、担当した大木の終了後のコメントでした。
「マクラーレンでの通訳業務、無事終了いたしました。2日目、3日目はかなり専門的な内容(車体やエンジン等の細かい構造や作動理論など)で、対応がやや困難な場面もございましたが、松本様は車に関するかなり詳しい知識を持っていらっしゃたので、全体的には問題なく研修を終了されていたように思います。」
本日は私個人のために1日ご案内していただきありがとうございました。
SPECTREのクライマックスシーンから始まり、007のテーマソングが鳴り出すと映画シーンさながらに走りだすスピードボート。
テムズ川沿いの観光と映画シーン両方が味わえ、朝から James Bondツアーの期待度マックス状態にさせていただきました。
細かな映画シーンを案内していただいたり、個人では絶対に入りづらい Rulesに入り
SPECTREのシーンそのままの店内を見て、思わず息を飲んでしまいました。
午後には James Bond映画博物館。ファンからすると1日居ても飽きない所、
映画に登場した車を初めとする乗り物、衣装・重要な小物など、よくぞ保存しておいてくださいました、という博物館でした。
事前に故障の場合あり、と言われておりました BOND IN MOTION 写真撮影。博物館に来ないと出来ない事なので撮影が出来て感激でした。映画 007シーンの超~有名シーンに自分が入って撮影して頂いた写真、自分の宝物が出来ました。
その後、MI6へ。当たり前ですが映画のままの MI6。スカイフォールで爆破されたシーン。あのシーンと同じ場所、橋の上にいる自分。バス移動しての MI5と夢のような1日を過ごさせて頂きました。
効率良く、間に美味しいお茶休憩も入れて頂いてのスケジュールでしたのでそんなに疲れも無く、天候にも恵まれて感謝・感謝という感じです。
007ファンは日本人多いはずで、ロンドン観光にみえる方も多いと思いますので、この James Bondツアー是非お勧めしたいです。本当に今日1日ツアーご案内していただきありがとうございました。ロンドンに来た目的達成出来た感じです。
2019年4月 安達様(東京都品川区)
新年おめでとうございます。
スタイルゲートの2018年の元旦は、親孝行で世界中を旅行されている坂入様御一家のツアーでスターとしました。
この写真は、前日の31日の花火の前に撮った写真ですが、新年の花火は、ここから内側と外側にシューシューと花火が吹き出していました。(テレビ情報)
これを川向こうホテルから間近に見られた坂入様御一家は、「シンガポールよりも、よかったですよ。今まで一番よかったです。」と言うことでした。
やはりテレビで見る映像より、その臨場感、豪華さは生で見ないと伝わらないと言うことでしょうか。
昨日まで4日間、当サービス専用車の高橋が、VIPお客様をお仕事と観光のご案内に送迎していました。
ここだけの話、最近、会社の社長さま、法人の方のご利用を多くいただいています。ありがとうございます。
これはやっぱり、みなさん、専用車で移動をされたい=徒歩で歩くのが心配?ということでしょうか。
(Very Important Peopleの方は特に)
ロンドンに住んでいる私たちは、その不安感はあまり無いのですが、まあ、社会情勢の心配は避けられません。
さて、4日間、専用車で移動をされましたが、大英博物館だけ、徒歩で(館内なので当たり前)ご案内させていただきました。私のお話は、美術品が発掘された歴史背景が中心です。
「ロンドンは何度も行ってますので、郊外のバスツアーも含めてほとんど経験しています。」
というお客様のリクエストに、頭をひねって考えた。
そうだ! リッチモンドのハムハウスに、ちょうど行って見たかった。
そうして、ハムハウスの勉強が始まった。このお家は、1610年の建設。その当時のキング、チャールズ1世が子供の頃の「ウィッピング・ボーイ」だったウィリアム・マレー(Willam Murray)に、キングから贈られた家だという。
はて、Whipping Boyウィッピング・ボーイとはなんぞや、から始まった。
みなさん、ロンドンには今だに1700年代の画家や建築家が住んだ家が、当時のまま残されていることを知ってますか?
あちこちに有名人の家があると思うのですが、個人的には、ロンドンではその代表的なお家が、ホルボーンにあるSir John Soane Museumだと思うのですが、ここで、初めてイギリスのHogarth(ホガース)という1700年代の画家が描いた、漫画チックな「風刺画」4連作を見ました。(ブログにされてる方の画像を発見「放蕩一代記」)
このお仕事をしているとお客様のリクエストにより調査、それにより勉強させられることが、改めてたくさんあります。
このイートン校もその一つ。
以前リクエストがあったものの、4年間一般公開ツアーは閉鎖していて館内は入ることができなかった。
今回、5月5日金曜午後2時、お客様のリクエストにより、イートン校4年振り再開の記念すべき第1回のツアーに参加してきました。
事前に丸1日かけて、歴史とその背景を勉強。その時に知った情報によると、2011年、イスラム原理主義者であるテログループ、アルカイダの暗殺された上層部メンバーの胸ポケットに入っていた、攻撃するターゲット一覧のリストの中に、なんとこのイートン校が入っていたそうです。
今まで19人の英国の首相を輩出した学校として、それくらい重要な学校でもあるこの学校の壁の裏は、一体どんな世界が広がっているのでしょう。
ロンドンから2時間ちょっとのフライト。
Biarritz(ビアリッツ)というフランスの海岸沿いの町にホリディに行ってきました。
行くまで聞いたこともなかったこの街の情報を調べてみると、昔、ヨーロッパの王室のメンバーのホリディの避暑地だったようで、フランスナポレオン3世の奥様、ユージニ皇后(Empress Eugenie)の家が昔あったそうです。
今でも、小さいながら、裕福な街であることがわかります。
ヨーロッパ人の観光地です。
パリよりも、全く安全でのんびり感がいいです。
グリニッチ天文台をご案内する予定で、お客様と途中で寄ったマータイム(Martime museum)海事博物館で、思わぬ大きな、衝撃的な足止めをくらってしまいました。それは、この「セダクション&セレブリティー」というタイトルがつく、エマ・ハミルトンの生涯を綴るエキシビジョンです。
彼女は、あのトラファルガーの戦いで勇敢に戦った英雄のネルソン提督の愛人だった人です。
今日、お客様、三浦さんのリクエストでロンドンを空から観覧しました!
空気が冷えて澄み渡った快晴、絶好のヘリコプター日和です。
これから乗ります!
専用車でコッツウォルズへ1日ドライブ。運転手さんからこんな写真が届きました!
栗原様ご一家の様子はこんな感じ。
この日は、空気がキンキンに冷えた日。ロンドンでも最高気温3度、4度、最低は、0度。
しかし、快晴の日でよかった。空が美しい!
写真は、19世紀にウィリアム・モリスもホリディの休暇に使ったBroadway Towerです。
お年を言ったら怒られるかもしれませんが、年齢に逆らって生き生きご活躍のS.Iさん。79歳とは信じられない!世界中を旅をして芸術作品を追い求められ、ビジネスレディの見本です。
今回、Sさんは、ロンドンのオークションハウス、クリスティーズで開催される絵画を目的に、6日間ロンドンへいらっしゃいました。同行させていただいた6日間は、さすが画商!全てアート尽くしの毎日でした。
何を見てもアートの全てに感動される心の弾み方、感性がピンピンに若く、研ぎ澄まされていることを感じます。
ロンドンでご経験された様子を4つのビデオにまとめてみました。Sさんが経験された視点を経験してみてくださいね。
いやーやっぱりロンドンの思い出は永遠の赤い電話ボックス。
ロンドンでは、20度の涼しくなりかけた8月お盆の時期。
富山の高岡銅器という何か国家遺産的な銅器の産地で、真鍮を使い仏像を作っていらっしゃるという高辻さんが、ロンドンへいらっしゃいました。
銅器工房の後取りの方です。海外の経験を将来の運営のインスピレーションにされたいことが、その目的とわかりました。
趣味は、長年されているというテニス!
ウィンブルドンにも行ってきました。
若い将来の社長、今回の観光がお役に立てばいいと思います。
2日間の観光のスポットをご紹介させていただきますね。
(高辻様、写真のご協力ありがとうございます!)
7月8日、電車でのんびり1日、ストラトフォード・アポン・エイヴォンへ女性お二人をお連れしました。
イギリスの電車はパプニングがハラハラさせられるけれど、地元の人と会話が発生、「一体どうしたの」「電車の会社がタクシー呼んでくれるんだって」交流があるので、それも楽しみの一つとも言えます。
ストラトフォード・アポン・エイヴォンは、21世紀の今、500年前の16世紀の家々が連なる中世の町を見ることができる町はそうそうありません。
500年後までもシェークスピアは、生まれ故郷に観光客という潤いをもたらしてくれるすごい人です。
シェークスピアが生きていた時からずっとそのままの状態でメンテナンスされたきた町で、自分がタイムスリップしたような経験をしましょう!
先週末ヘイスティングスへ行ってきました。
そうです、あの教科書で習ったヘイスティングスの戦いの地です。
ヘイスティングスはどこにあるかというと、ロンドンから電車で1時間半、南の沿岸沿いの町です。
(以下マップ)
South Easternトレインで行くとヘイスティングスの2つ手前の駅のBattle(バトル)という駅が、そのヘイスティングス戦いの地です。
駅から徒歩5分のところにEnglish Heritage保護のこの地があります。
前回Vol.1の続きです。後日ハンプトンコート宮殿へ行きました。
ハンプトンコート宮殿は、トマス・ウォルジー枢機卿が、当時稀にないイタリア最新流行建築を取り入れた国内最大のトレンディな宮殿でした。しかし、ヘンリー8世の嫉妬心?から、「進呈」することになりました。
中世の宮殿の部分がそのままが保存されている部分があることから、アン・ブリンが踏んだであろう石畳や、グレートホールを経験します。
アン・ブリンは、1533-1536年の間女王としてここに住んでいました。(当時の王はあちこちの宮殿に移動していたので、定住ではなかった。)
先週、また素敵な出会いがありました。
出会いと言っても、お申し込みをいただいたお客様のA.E.さんです。
私は以前にも書いたことがありますが、人々が繰り広げる様々な人生に多大な関心があります。いろいろな人生を過ごした、いろいろな方々とお会いすることが楽しみ。
シェークスピアの人生も同じく、仮に苦労した人生でも、後半の人生で大きく花が咲く人の人生は、なぜそうなったのか。分析することが好きです。
さて、今回のお客様は、会社員でありながら、オペラ歌手のA.E.さん。
シェークスピアの「ロメオとジュリエット」の乳母役が決まっているそうで、シェークスピアの中世の時代を経験したく、また人生の節目にご自分へのお祝いにイギリス旅行をプレゼントされました。
職人が手作りする1800年代から続く老舗英国ブランドが軒を連ねるロンドン。
John Lobb, Turnbull & Asser , Cheaney, Church's などが好きな男性には嬉しくて仕方ないところです。
Mr.M.Iさんロンドンのショッピングの様子を辿って、一緒に経験しましょう!
前回の「コッツウォルズへ行く」ブログに引き続き、建築家の方たちと、車でロンドンに入りました。
(ちゃんと、コンジェスション・チャージ(渋滞税)も車中でネットで払いました。£11.50)
ロンドンでは、すでにご来英前からのアポイントで、視察の幼稚園が決まっている所を訪問します。
なかなかブログが書けなくて、ご無沙汰になってすみません。日頃の活動は、Facobookロンドンの事情を知りたい!の方をご覧くださいね。
さて、11月の4日間、建築家の方と同行しました。
この保育園の設計を専門する設計事務所のデザインを見せてもらいましたが、Good Desgin賞やたくさんの受賞経歴があることが頷ける、かなり子供が喜ぶ楽しいデザインが特徴です。
(参考まで、彼らのデザインはこちらでご覧いただけます。)
このような新しいアイデアや、デザインをするには、世界中の作品を知ることは、重要な情報収集の一つですね。
冬の間は2週間おきに世界視察をされているそうで、すごいです。
事前の打ち合わせをしている頃はスリランカからでしたが、イギリスの後でのメールではオーストリアにいらっしゃいました。
イギリスも北から全土。スコットランドを皮切りに南へ移動され、私はコッツウォルズ、オックスフォード、ロンドンをご同行させていただきました。
一昨日、お客様と電車に乗って1日オックスフォードの旅をしてきました。
ハリーポッターのファンであり、本が大好きな30歳代のKさん。オックスフォードへの旅は映画の世界を現実にできる念願の旅です。
くまのパディントンの銅像があるパディントン駅からレディングで乗り換え、ロンドンから1時間強でオックスフォードへ到着。
ショップが並ぶハイストリートを抜けて、徒歩20分弱を歩き、ボドリアン図書館へ向かいます。
9月21日(月)の週は、日本ではゴールデンウィークに続く第2弾の大型連休「シルバーウィーク」になるそうです。
その9月21日に「専用車で行くコッツウォルズ」サービスをご利用いただいたお客様から、その1日の様子を記した日記のメールをいただきました。
いつも運転手さんだけの同行の「専用車サービス」は、この日記のご報告で私の知らない景色のコッツウォルズの様子の1日が目に浮かぶようです。
この日は、あいにく1日雨が降ったり止んだり。
そんな日もありますが、楽しんでいただいた様子が伺えます。日記メール、ありがとうございます。
〜M.N.さまから(埼玉県所沢市)からの日記のご報告〜
Cotswoldは雨が残念でしたが、運転手の佐藤様が、取り返すべく頑張っていただき、思い出深い1日になりました。
9月21日 朝ホテルで朝食。後で知ったが定番のEnglish料理・・・ソーセージ・ベーコン・椎茸かマッシュルームの炒め物・スクランブルエッグ・トーストwhiteかbrownにコーヒー紅茶・ジュース。ヨーグルト、果物、チーズ、デニッシュパンなどもあった。サラダはない。
ネット検索で探した「専用車で行くCotswold」案内から予約してあった運転手の佐藤さんが、ダウンのジャンバーを着て、やや古そうなオペルで迎えに来てくれた。男性 55歳ぐらい? 27年いらっしゃること、奥様はスコットランド人、お子さんが大学卒業後就職され、結婚されたこと、日本は鮨はじめ料理上手いし、住むのに最高と。
朝から雨模様。ロンドン市内の高速終わると沿道は茶のタイルづくり、屋根はもう少し濃い茶の瓦?の家が続く。
県営みたいなものという説明だが、行政がスタイル・カラーに一定の規制をしている感じ。
2015年の今、イギリスでラグビーのワールドカップが開催されています。
奇遇なことに、私が紹介されている英国観光庁Vist England、England Facesも(当サイトトップページ紹介)実は、このラグビーワールドカップへの世界からの観光客を勧誘するためのものでした。
さて、ラグビーの試合はというと、ブラントンで行われた南アフリカ対日本戦は、歴史上に残る試合となりました。優勝2回国の南アフリカを、18回出場の無勝利の国、日本が32−34で勝利した決定的な試合は、日本だけでなく、英国中が話題にした試合でした。なにも関係ない一般人同士が、日本人というだけで賞賛を受けた日でした。
その感動を目の前で実体験された御一行さまがいます。
神戸のインテリアデザイナーの方のリクエストで、Decorexというインテリアトレードショウへ同行してきました。
個人的にファッション、インテリアに興味ある私は、(両方ともちょっとだけ勉強した)一つ返事で了解、この日を一月まえから予約をお受けし、そしてその当日。
リッチモンド駅で待ち合わせした彼女は、西洋人のように背が高く、スタイリッシュな経営者として貫禄のある女性。
ロングジャケットがお揃いのようだけど、背の低い私よりもずっと素敵に着こなしている彼女と、ブラックキャブに乗り10分弱。
会場は、サイオンパーク(Syon Park)というキューガーデンの裏側にある大きな公園にできた仮設会場。
その巨大会場には、100店舗以上が出店、1センチ厚さの本の出店者一覧をもらい中へ。
イギリスに長く住んでいても、幸運な環境がないとイギリスの伝統菓子の作り方をイギリス人お母さんから習うという機会はほとんどない。
そんな時、イギリスに観光で来られる方、または住んでいらっしゃる方にも、その本当のイギリスを経験できるお勧めのレッスンがある。
ジュリアーナさんは、セントジョーンズウッドにある高級住宅地の素敵一軒家の自宅で、スコーンやサンドイッチを作るアフタヌーンティ教室をしている。
彼女のフレンドリーで陽気なお話は、つい私たちも巻き込んで笑わせてリラックスさせてくれる。
レッスンは、お菓子の作り方だけでだく、彼女の1800年代ビクトリア時代のお家全体の紹介からはじまり、素敵なベッドルームまで紹介してくれる。なんてオープンな彼女。
イギリスのお茶の入れ方や、歴史のお話も聞けるこのレッスンは、ちょっとだけ日本から来られる方には、レストランでなくお家でアフタヌーンティをする「本物のイギリス」が経験できるまたとない興味深い経験になるはず。
その詳細の様子はこちらからご覧になれます。
英国人の家でアフタヌーンティを作ろう!ジュリアーナさんのアフタヌーンティレッスン
ロンドンのど真ん中、ケンジントンのビルの屋上に1933年にできた歴史のシークレットガーデンがあります。
通りからはまず気がつかないこのルーフガーデンは、当時デリー&トムというデパートの屋上に、トレバー・ブラウンの注文により景観建築家のラルフ・ハンコックによりデザインされました。
1.5エーカーの広さの敷地に広がる庭は、小川が流れフラミンゴとアヒルが泳ぐイングリッシュ・ウッドランド、石のアーチが並ぶチューダーガーデン、スペインのバルコニーと建物と美しい半が咲くスパニッシュ・ガーデンの3つのテーマの庭があり、とてもビルの屋上とは信じがたい美しさです。
かなり大きな3本の木は1930年代当時のままの木だそう。
この建物は、1970年代には、ロンドンファッションのアイコンといわれたBibaが入り、1964年には、あの有名なプリティ・ウーマン(By Roy Orbison)のオリジナルビデオが撮影されたところといえば結構な歴史があります。
以前「ロンドン隠れ博物館」として紹介した、非常に面白いミュージアムがある。骨董物、アンティークが好きな人には、断然はまってしまうミュージアムだ。(私も虜になった一人。)
1700年代から1800年代にかけて、建築家だったソーンは、結婚した妻が相続した遺産で、両隣りの家を時代を追って買い足し増築した。それをヨーロッパ各地から集めた古代遺跡のコレクションをミュージアムとして、自身の生徒に開放していた。
亡くなった後は、生前の状態に保つことを条件に国に寄付された。そのため、この家はそれ以来1800年代から時間が止まっている。当時にそのままタイムスリップができるのだ。ドラえもんよりすごいと思う。(だってドラえもんは、漫画の世界だもんね。)
そのミュージアムが、なんと160年間閉まっていた部屋を修復、2015年5月19日に一般公開されるというからこれはかなり大きなニュースだ。
最近春めいてきて、やっと6ヶ月ぶりくらいに友人に会いました。といっても彼女はロンドン中心まで40分、わたしも30分で行ける範囲に住んでいる。
最近はメール社会になり、都合も、待ち合わせの場所も、時間も何もかも、メールで打ち合わせをする社会になり、そしてなんだか、都合が悪くなりキャンセルすることもメールでやるのはよくないです、はい。
みなさん、お断りだけは誠意をもって電話で説明しましょうね。
何はともあれ、女二人会えば話は尽きません。この友人と2ヶ月のメールのやり取りの後、この圧巻のレストランに連れて行ってくれました。
彼女のご主人が先に発見したんだそう。 まさか、あのピカデリーサーカスのごった返す通りの地下に、こんなホールのような圧巻のレストランが隠れているとは、知らなかったらまず偶然入っていくことはないでしょう。(以下写真)
よく日本から来られるお客さまからのリクエストで知る新しい情報があったりする。
「現地の人にさえ、まだあまり知られていない新しいところに、日本の人が絶対いる、彼らはどこから情報を知るの?」とまで言われるほど、ロンドンのトレンドの日本への情報の伝達の仕方は早い。
さて、昨日ご案内したお客様から、「M&S(マークスアンドスペンサー)のマシュマロが入ったティーケーキを買いたいんです」とリクエストがあった。
日本人の口には甘くて食べれない(と私は思う)ビクトリア時代から続くティーケーキがあるのは知っていたけれど、そのM&Sバージョンがあることは、今回知った私。
ブログのアップデートが間に合っていないけれど、2月のご案内のお客様の、グローブトロッター本店での Bespoke(ビースポーク)特別注文のご同行をしました。
ご存知の通り、グローブトロッターのスーツケースは、高額にもかかわらず日本では絶大の人気を誇り、日本の代理店ヴァルナカイズは日本国内に大きな店舗を数店舗構えるほど。
グローブトロッターのブランドの売り上げの半分以上は日本での売り上げらしいから、その人気度がわかります。
ロンドンには、ジェントルマンズ・トニックというメンズ専用のグルーミング(身づくろい)ができるところがある。
メイフェアという最高の立地条件にあるこのサロンは、ヘアカット(床屋)から、世界中の違ったマッサージ(スウェーデン風、チベット、タイ風、インドのヘッドマッサージ)、ヘアワックスまでできるイギリス紳士になるために必要と思われる?一式がここで経験できる。
当日ご帰国される明田さんに2日間のご案内をしている時、この前を通った。顔を剃りたいと、思いつきで入ってみると「ちょうど今だったら空いていますよ」という言葉に早速予約。
出てきたミントティーを片手に待つこと4〜5分。ブラウンスキンの眉がすっきりカットされた(この国では眉はワックスして抜く)ニコニコ笑った男性が登場。明田さんは、カーテンの後ろへ消えていく。
ロンドン、フェンチャーチストリートに、20 Fencurch Streetというビルがオープンした。通りの名前がそのままビルの名前だ。
新しい建築物ができると誰がつけるのか、ロンドンの人々は必ずニックネームで呼ぶ。最上階にスカイガーデンがある上部にかけて大きく広がるこのビルは、ワォーキー・トーキー。形が歩きながら話せるトランシーバーのようということか?
先日、2日前に電話があり、「明日空いてますか?」 「えっ? えっと~・・。」
ということで、1日で急いでコースの組立する時間をいただき、3日後に観光のご案内のお願いをさせていただいた。
広島から美容室経営の方で、サスーンのレッスンで来られている御一行様のご主人だった。(奥様レッスン参加)
「今日も一人で観光したのですが、明日もですね・・。」と言われるI・Fさんに説明して、明後日まで待ってもらう。
そして、お迎えはご宿泊のマーブルアーチ駅横にある、Cumberland Hotelで待ち合わせ。いつも人ごみでごったがえしているマーブルアーチ駅の向こう角にこんなアート性の強い、面白いホテルがあったなんて、なんと灯台下暗し。気が付かなかった。(上の写真はホテルのフロント広場)
上のアートは肘で立っています。どうやって?
お会いして、予定表をお渡しすると、「こんなにきちんとスケジュールを作ってくださるとは思っていなかった。当日お会いして、ザーッとかと思っていました。」